畑菜 初午!

しょうし

2008年02月09日 07:39

今日、TVで京阪電車のCMを見ました。^^

何と、「初午の日に、お稲荷さんへお参りすると福がくる」というCM。。


ほぉ~~~、初午まで使いますか。。^^


でも、それで初午が有名になり、畑菜がもっとメジャーになればと多少期待しておりますが・・・・。




で、今回は初午に食べるという「畑菜」の話しです。



畑菜そのものの起源はわからない(調べることができなくてすいません・・・わかれば追記します。。)のですが、「農業全書」(1696年)には、その名前が掲載されているようです。


ナタネの一種で、油をとるために栽培されていたもの・・・と聞いた覚えもあります。。(不確かな記憶ですいません・・・、これもわかれば追記します。。)



私が集荷の仕事をし始めて数年、市場内で畑菜に関して衝撃的だった言葉を聞いたことがありました。考えてみるとこの言葉が市場に疑問をもつようになった原因のひとつに違いありません。



1年でもっとも寒いこの時期に「旬」を迎える畑菜は、底冷えのする京都の朝霜に辺り少し黄色くなります。黄色く見えるのはあくまでも朝霜のせい・・・、霜にかかり柔らかさと甘みをもち、一層美味しくなります。。


でも、他の葉モノ(小松菜など)に比べ安値で取引されていた畑菜に疑問をもった私は、市場関係者に素朴な疑問として聞きました。



畑菜は小松菜(当時は、小松菜人気がすごかった)に比べて色が黄色い、鮮やかな色のほうが消費者ウケもよく、黄色いと痛んでいるように思われる。

(実はもっと衝撃的な言葉だったのですが、ここではいいません。。聞きたい方はメールを・・・^^)



ともあれ、美味しさを消費者に伝えることが流通業者の仕事では??と思ったのですが、少し事情が違ったようでした。。。練




畑菜をみるとそのことばかり思いだされるのですが、「初午」がCMにまで登場するほど有名になれば、畑菜も便乗しないてはありません。



畑菜自体は、京の伝統野菜に指定されているもののブランド産品には認定されていません。おそらく流通量が少ない・・・ため・・でしょうか。。

ですが、畑菜といえばココ!という地域が市内にあります。


京都市伏見区久我(こが)地域


お散歩マニア | Olivemap




(いつものことですが、この辺り・・・だとお考えください。マークをしたところで畑菜が栽培されているかどうかは未確認です。蓮)



久我地域では、他にからし菜を栽培されている生産者がおられます。



柔らかく甘みがあるその風味は格別ですが、流通量が少ないことが難点。。小松菜など色鮮やかな葉モノに圧されているのが現状です。


年末辺りから出荷はありますが、「節分」「初午」のこの時期の出荷量が一番多く、購入して食べてみるのであれば手に入りやすい時期です。



お勧めの食べ方は、「からし和え」。


是非是非。。。




注)今回、画像のUPができませんでした。。
上鳥羽でも少しだけ作られている生産者がおられますので、畑の画像だけは撮りたいと思っているのですが・・・・。。。


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