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プロフィール
しょうし
しょうし
社会保険労務士にして、京野菜集荷人。
京都市南区上鳥羽地区の生産者が作る九条ねぎ・みず菜・京にんじんなどの京野菜を集荷する仕事を営む。同時に、社会保険労務士事務所を営み、生産者の側にいる経験をもって、農業に特化した事務所を目指す。
上鳥羽地域の生産者を中心にした農作業従事者の労災加入団体「京都農ゆう会」を設立、現理事長。

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Posted by 京つう運営事務局 at

2010年02月27日

京の菜時記(花菜)

さてさて、京の菜時記・・・春に突入です。

京都中央市場でも入荷量・販売量ともに多くなっています。


でも、これだけ暖かいと「花が咲いてしまう」と気遣いも必要です。。



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京の菜時記  (花菜)


みなさん、こんにちは。京の菜時記を書かせていただいております橋本將詞(社会保険労務士)です。毎回、京都でとれる旬の野菜を紹介しようと始めた「京の菜時記」、今回で三回目、季節も春になり京を彩る野菜たちも春野菜に変わっています。

 さて、今回は春・・・のイメージが強いですが、実は冬中出荷されているというそんな野菜をご紹介。名前からも春らしい・・・「花菜」です。別名は「伏見寒咲ナタネ」といい、今のように野菜として食べられるようになる前は正月用の切花として栽培されていました。それがいつの時代からか食用として栽培されるようになったようです。「寒咲」という名のごとく寒い冬の間でも花は咲き、出荷時期になると花菜生産者は摘み取り作業に大忙しです。

出荷の時期は11月上旬から3月中旬で、「花菜」という名前から春の野菜というイメージが強いものの、現在の出荷のピークは2月~3月で一冬出荷できるのですがそのイメージにあわせてか、春先出荷をめがけて作付けされているようです。この記事を読んでいただいている頃には、すでに店頭に並んでいないということも・・・。そのときは来シーズンをお楽しみに。

一般的に冬の野菜は寒い気候に耐えるために自分で甘さを蓄えます。そのため、冬の野菜が美味しいといわれます。実際に冬の大根は瑞々しく、白才やキャベツは甘みがあります。一方、花菜はというと、口の中で広がる独特の苦味が特徴で、甘い野菜ばかりのなかで暖まった胃を刺激します。味だけでなく見た目にも、湯通しすることで、色鮮やかな緑色のなかにつぼみの隙間から黄色の花びらが少し顔をのぞかせ、いかにも春らしい料理に仕上がります。
そういうところから、どうしても春をイメージしてしまう野菜です。実際に、京料理のお店などでは、冬の真っ白な蕪から、春の筍、花菜と季節の移り変わりを目でも楽しませてくれます。

ただ、考えてみると花菜は菜の花のつぼみを食べる野菜。寒咲とはいえ花が咲いてしまう春になれば開花してしまい、食べられないのも当然なのかもわかりません。

花菜.jpg

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京にんじん も販売しています。
からし菜ご入用でしたらご連絡を・・・。
もちろん、九条ねぎ・みず菜ももちろんあります・・・。

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Posted by しょうし at 22:46Comments(0)京の菜時記

2010年02月24日

京の菜時記 (畑菜)

さて、昨日の記事にUPしたように今日も私が参加している任意団体(はあとメール)に投稿している記事をUPします。


今回は第2回目。

1月に書いた記事ですが、紹介しているモノは「畑菜」です。^^


そう、京都では「初午」のときに食べる野菜です。

このブログでも取り上げています。。


http://kyoyasai.seesaa.net/article/83112638.html

http://kyoyasai.seesaa.net/article/83452943.html




では・・・・



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京の菜時記  (畑菜)


 みなさん、おめでとうございます。京の菜時記を書かせていただいております橋本將詞(社会保険労務士)です。毎回、京都でとれる旬の野菜を紹介しようと始めた「京の菜時記」、今回で二回目となります。さて、今回ご紹介する野菜は少し珍しい葉モノ野菜・・・「畑菜」です。

そもそも菜種油をとるために栽培されてきた京都の冬の代表的な葉モノ野菜ですが、なぜ一月の新年号に畑菜を紹介させていただくかというと、わけがございます。一年で畑菜を最もよく食べるという日あるのです。それが今年は二月六日。是非、その日に畑菜を食べていただきたく、一月の今号にご紹介させていただきます。

 さて、みなさん、伏見稲荷神社をご存知でしょうか。全国の稲荷神社の総本社としてあまりにも有名な伏見稲荷大社ですが、二月の最初の午の日に行われる行事があるのです。それが、「初午大祭」。和銅四年(711年)、稲荷山の三ヶ峰に稲荷大神が初めてご鎮座された日が、二月の初午の日・・・といわれており、「初午大祭」はその日をしのぶ行事として全国の稲荷神社で行われます。

 京都ではその日に「畑菜の辛し和え」を食べる習慣があるのです。ではなぜ、稲荷大社のお祭りである初午の日に畑菜なのか。実は、稲荷大社を祀ったのが「秦(はた)氏」であり、その「秦(はた)」と「畑(はたけ)菜」をかけているといわれています。また、畑菜は稲荷大社のシンボルである狐の大好物の油揚げと一緒に炊いても美味しいものです。


 稲荷大社と秦氏と畑菜・・・上のような関係があるようですが、事実、京都では初午の日に畑菜を食べることは昔からの習慣となっています。また実際に、一年で一番寒くなるこの時期の畑菜は実に美味しいものなのです。今や菜っ葉類の野菜であれば小松菜など色鮮やかな濃い「緑色」が好まれ、見た目に少し黄色がかった畑菜は敬遠されがちです。ですが、京都の底冷えのする寒さにさらされた畑菜は、寒さによって葉の色を少し黄色くさせるもので、朝霜にあたることで美味しさと柔らかさを増させます。

 一月の中旬から二月の話題で少し先走りすぎていますが、畑菜そのものはすでに出荷されており、店頭にも並んでいます。まず、ご賞味いただき、初午の日にぜひもう一度、味わってくださいませ。
 
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市場にはまだ出荷されています。

初午に限らず、寒い日には畑菜が一段と美味しくなります。

ぜひ、お試しを・・・。


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京にんじん も販売しています。
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Posted by しょうし at 21:58Comments(0)京の菜時記

2010年02月22日

京の菜時記 (頭芋)

今更な話ですが、私、京野菜集荷業とともに社会保険労務士を営んでおります。


一昨年から、とある任意団体に参加させていただいており、毎月1回の無料相談にもださせていただいております。


行政書士さんが中心で、相談者と私たちのような士業が気軽にお話ができるような場(関係)をということで設立された団体です。



その関係作りの一つとして「はあとメール」という定期冊子を毎月発行し、相談にこられて承諾を得た方に発送しております。



その中で、「京の菜時記」という原稿を書かせていただいており、今月で足掛け15回目(発行は18回目)となりました。



不定期ではありますが、その原稿を少しづつ小出しにご紹介させていただきます。

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「京の菜時記 (頭芋)」

みなさんはじめまして。今回より記事を書かせていただくことになりましたはあとメールの橋本將詞(社会保険労務士)です。

 はあとメールは「市民と法律家(専門家)の、文通による双方向の交流」を目的としたものです。私からは法律以外の話で少し箸休めをしていただこうと京都の旬な野菜のお話をさせていただきます。どうぞ私の話・・・そして野菜を通じて季節を感じていただければ幸いです。題して、「京の菜時記」。

さて、今年も残りわずか。少し気は早いですが、京都中央市場にはすでにお正月用の野菜が並びだしています。「京くわい」や「金時人参」、「堀川ごぼう」「海老芋」「聖護院大根」など、京都の冬野菜は色とりどりです。そんな中、今回は京都のお正月に欠かすことができない「頭芋(カシライモ)」をご紹介します。

お正月といえば、お雑煮。京都のお雑煮は白味噌に丸餅、そしてお椀の中で一際自己主張する物体、それが頭芋です。頭芋は、京都のお雑煮に欠かすことができないもので、お正月前の今の時期しか店頭には並びません。6月に種芋を植え、夏は畝の間に水を張り、手間隙かけて作られた芋は、10月下旬から11月上旬にかけて掘り起こされます。そして12月の出荷時期まで土の中に埋められて、根を腐らせ、芽を伸ばし、一つ一つ丁寧に掃除して選別し出荷され、種芋から約半年かけて店頭に。

芽が出ているところから縁起がいいとされ、また「頭」という名前から一家の大黒柱には一番大きなものを盛り付けるともいわれています。そういう縁起物という云われがある一方で、もち米が高価なものであったとされるその昔、餅の代わりに食感が似ている頭芋を代用した・・・という話しもあります。
ただ、あまりに大きい頭芋を椀一杯に盛り付けられるとそれだけでお腹が一杯になってしまい、肝心のおせち料理が食べられないとの噂も・・・。
頭芋を作られている生産者の方は、「雑煮に入れるよりも小芋と同じように油揚げと大根で炊いて食べるほうが美味しい」と話されます。実は、私もそう思います。

京都には店頭をにぎわす四季折々の野菜が並びます。頭芋は年末・正月を感じさせる京都の野菜です。皆さんもぜひ、味わってみてください。


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少し時期がづれてしまいましたが、春先に書いた花菜や分葱のことまで駆け足でご紹介します。


本日は、第1回目で「頭芋」でした。。^^




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Posted by しょうし at 11:47Comments(0)京の菜時記

2010年02月08日

九条ねぎを鍋に・・・・

入れることは、私はあまりお勧めしません



・・・というのも、今の九条ねぎは甘い!鍋に入れると美味しいのですが、甘みを十二分に発揮するのです。


ですので、鍋に入れるなら断然、みず菜をお勧めします。


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では、九条ねぎは何がお勧めかというと・・・・
IMGP2842.JPG

これ!
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もしくは・・・・

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断然、これです。


絶対にお勧めです。。。^^



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Posted by しょうし at 21:44Comments(0)雑感

2010年02月04日

どですか、この色合い

どですか、この色合い・・・



まずは、この風景から・・・・


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見事な紫色・・


もう少し近くによると・・・・


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そう、「からし菜」です。


(すいません、収穫したものを撮影すればよかったのですが、カメラの電池がなくなりまして・・・TT)


からし菜って、葉を食べると本当にからしの味がして辛いんです。漬物にどうぞ。。。^^



そして、もう一つ  


どですか、この色合い。


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そう、ほうれん草のおひたし(おしたし?)

各ご家庭で作られることと思いますのでレシピは載せませんが、注目いただきたいのは京にんじんのすばらしい赤さです。

ほうれん草のと京にんじんの


すばらしいコントラストです。



やっぱ京にんじん・・・栄えます。

京にんじん 販売しています。
からし菜ご入用でしたらご連絡を・・・。
もちろん、九条ねぎはあります・・・。

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Posted by しょうし at 00:29Comments(0)京野菜の紹介

2010年02月02日

京の「かす汁」

今日の晩ごはん。。


サバの塩焼きと・・・・これ!

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「かす汁」です。


このかす汁、大根の暖か味と京にんじんの香ばしい香りで、橋本家では冬の大定番メニュー。

ご飯にかけて食べるとまたこれうまい。


確かにクセはありますが、はまるとやみつきです。


ではでは・・・、妻が口頭でいうレシピを私が打ち込みます。。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
4人分(・・・・ですが、橋本家の4人分です。相当多めです)

長大根・・・半分(丸大根は使用しないでください。崩れますので)
京にんじん・・・1本
ちくわ・・・3本
小芋・・・大きさによりますが、4個程度
豚肉・・・50g
ダシ昆布・・・1枚
酒の粕・・・一袋(お勧めは月桂冠の酒かす)
京揚げ・・・半分
ダシの素・・・8g


①鍋に水をはり、お水からダシ昆布を付け、酒の粕は手でほぐしながら入れる。少し置いておく(15分~30分程度)

②大根・京にんじん  短冊切り
ちくわ  薄切り
小芋  薄切り
豚肉  適当な大きさに(ダシに使うので・・・)


③小芋を別に下茹でしておく。


④大根を入れて、火をつける。


⑤煮えてきたら、京にんじんを入れる。


⑥少しして、豚肉・京揚げ・湯がいた小芋を入れる。


⑦ダシの素 8gをいれ、こいくち醤油を大さじ3。


⑧炊いてできあがり。


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橋本のおかんのこだわりは、月桂冠の酒粕であること。色んな酒粕で作ってますが、月桂冠のが一番うまい。


それと、絶対に「おしかけ」(熱々ご飯におつゆをかけて食べること)をしてください。


夕飯が酒の粕なら、翌朝、翌昼まで酒の粕のおしかけ食べてます。




ぜひ、お試しを。

京にんじん 販売しています。
丸大根も完売しました。ありがとうございました。
もちろん、九条ねぎはあります・・・。

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Posted by しょうし at 00:38Comments(0)レシピ