2008年01月07日
京芹
いきなりですが・・・・・
←これは何でしょう??
手前に見える浮き輪(?)が少し楽しそうに見えますが・・・・。秊
もう少し近くでみると・・・・・
わかりました??
記事のタイトルにしてしまっていますが廉、そう「芹」です。
今日は1月7日。七草粥を食べる日、芹は「春の七草」の1つです。
前回紹介した「京の伝統野菜」の1つとなっている「京芹」。
芹そのものは1200年以上前から食されていたといわれています。ねぎと同様に古くから栽培されていたようです。
ただ、水田として(それを収穫する目的で)栽培されていたのか、もしくは野生の芹を積んでいたのか・・・・。
ともかく、豊臣秀吉が御土居を作ったときにできた低地の湧き水を利用して芹を作ったという記述はあり、1540年代には収穫するように栽培されていたようです。
それが、聚楽第南方・・・二条城辺り。。それが次第に南へと広がり、現在の七条辺りで盛んに行われていたとのこと。(まだ七条村といわれていた時代のことですが・・・)。
京野菜を紹介する書物のなかで、よく紹介される西大路八条近くに残っていた唯一の芹田。。最近まで七条近辺で作られていた芹田ですが、今は宅地化され家が建っています。ほんの10年ほど前の話です。七条近辺での栽培が少なくなるつれ、産地移動していきました。そして、現在の京都産芹の主産地は、京都市南区久世地域です。写真は、その久世地域の芹田。
初めて地図を載せてみました。。
わかりにくいのか・・・わかりやすいのか・・・・。
大根のマークが訪れた芹田の場所です。(あくまでも大雑把な場所だと考えてください。。確認すると少しずれていましたので・・・)
先ほどの浮き輪に膝をかけ、水の中から芹を引いていき小屋の中で掃除します。。。
そして、束にする。。。
実をいうと、久世地域であっても訪れたのは大藪地域、おっちゃんに聞くとこの地域で2~3軒。同じ久世地域の築山地域で6~7軒とのこと。訪れたおっちゃんも、「来年できるかわからん」と毎年作付けを減らされます。
水の中につかり、田に鴨をはなし、芹を作る方法は手間も暇もかかり、寒い冬の作業としては相当ツライものです。
一方、市場や量販店には水耕栽培の芹をよくみかけます。
また、私が集荷業を営なみ始めた頃に比べて、市場単価は劇的に下がっています。それが需要が減ったのか、消費は減ったのか・・理由はわかりませんが。。
七草粥を食べる今日の市場価・・・・は内緒にしておきますが。蓮
「京の伝統野菜」としての「京芹」ですが、十数年前に比べて確実に作付けは減っています。。。その一方で、後継者がおられる生産者は、作付けも増やして袋入り出荷もされておられます。
ぜひ、がんばっていただきたい。秊
香りが強い京都の芹!
是非、召し上がってください!
京都市南区久世地域の芹を食べてみたい方・・・・。
どうぞ、ご一報を。。
京野菜の伝統産地・上鳥羽のことが知りたければ・・・・
「京野菜~上鳥羽特産~」
そんな、上鳥羽の京野菜を食べてみたい・・・食材にしたい・・のであれば・・・・・
京芹も出荷量少なですが、ご相談に応じます。
「京野菜オンラインショップ いしはる」
←これは何でしょう??
手前に見える浮き輪(?)が少し楽しそうに見えますが・・・・。秊
もう少し近くでみると・・・・・
わかりました??
記事のタイトルにしてしまっていますが廉、そう「芹」です。
今日は1月7日。七草粥を食べる日、芹は「春の七草」の1つです。
前回紹介した「京の伝統野菜」の1つとなっている「京芹」。
芹そのものは1200年以上前から食されていたといわれています。ねぎと同様に古くから栽培されていたようです。
ただ、水田として(それを収穫する目的で)栽培されていたのか、もしくは野生の芹を積んでいたのか・・・・。
ともかく、豊臣秀吉が御土居を作ったときにできた低地の湧き水を利用して芹を作ったという記述はあり、1540年代には収穫するように栽培されていたようです。
それが、聚楽第南方・・・二条城辺り。。それが次第に南へと広がり、現在の七条辺りで盛んに行われていたとのこと。(まだ七条村といわれていた時代のことですが・・・)。
京野菜を紹介する書物のなかで、よく紹介される西大路八条近くに残っていた唯一の芹田。。最近まで七条近辺で作られていた芹田ですが、今は宅地化され家が建っています。ほんの10年ほど前の話です。七条近辺での栽培が少なくなるつれ、産地移動していきました。そして、現在の京都産芹の主産地は、京都市南区久世地域です。写真は、その久世地域の芹田。
初めて地図を載せてみました。。
わかりにくいのか・・・わかりやすいのか・・・・。
大根のマークが訪れた芹田の場所です。(あくまでも大雑把な場所だと考えてください。。確認すると少しずれていましたので・・・)
先ほどの浮き輪に膝をかけ、水の中から芹を引いていき小屋の中で掃除します。。。
そして、束にする。。。
実をいうと、久世地域であっても訪れたのは大藪地域、おっちゃんに聞くとこの地域で2~3軒。同じ久世地域の築山地域で6~7軒とのこと。訪れたおっちゃんも、「来年できるかわからん」と毎年作付けを減らされます。
水の中につかり、田に鴨をはなし、芹を作る方法は手間も暇もかかり、寒い冬の作業としては相当ツライものです。
一方、市場や量販店には水耕栽培の芹をよくみかけます。
また、私が集荷業を営なみ始めた頃に比べて、市場単価は劇的に下がっています。それが需要が減ったのか、消費は減ったのか・・理由はわかりませんが。。
七草粥を食べる今日の市場価・・・・は内緒にしておきますが。蓮
「京の伝統野菜」としての「京芹」ですが、十数年前に比べて確実に作付けは減っています。。。その一方で、後継者がおられる生産者は、作付けも増やして袋入り出荷もされておられます。
ぜひ、がんばっていただきたい。秊
香りが強い京都の芹!
是非、召し上がってください!
京都市南区久世地域の芹を食べてみたい方・・・・。
どうぞ、ご一報を。。
京野菜の伝統産地・上鳥羽のことが知りたければ・・・・
「京野菜~上鳥羽特産~」
そんな、上鳥羽の京野菜を食べてみたい・・・食材にしたい・・のであれば・・・・・
京芹も出荷量少なですが、ご相談に応じます。
「京野菜オンラインショップ いしはる」
Posted by しょうし at 12:54│Comments(0)
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